診療科のご案内

診療科のご案内

栄養管理部

当院の栄養管理部は「患者さんの笑顔のために」を心に、管理栄養士・調理師が協力し、患者様お一人おひとりに合わせた、安全でおいしい食事作りと栄養管理に取り組んでいます。
また、入院・外来・在宅における栄養指導・栄養相談も行っています。日本糖尿病療養指導士、病態栄養専門管理栄養士、栄養サポートチーム(NST)専門療法士、がん病態栄養専門管理栄養士などの資格をもった管理栄養士、特殊専門調理師や病院調理師をもった調理師が多数在籍しています。

入院中のお食事

温冷配膳車にて適温のお食事の提供を行っています。病棟担当管理栄養士がお食事についてのご相談やご説明を行います。

食事の種類

一般食

流動食、粥食、軟菜食、普通食、ひまわり食(食欲不振食)、たんぽぽ食(化学療法食)、嚥下食、PEG(胃ろう)対応食、じんましん食、濃厚流動食、幼児食、学童食、小児下痢食、離乳食、栄養剤(経管・経口)

特別食

潰瘍食、膵臓病食、胆嚢病食、低残渣食、胃切除術後食、腸術後食、エネルギーコントロール食(糖尿病食・心臓病食・脂質異常食・妊娠高血圧症候群食)、蛋白質コントロール食(腎臓病食)、肝臓病食、貧血食、ヨード制限食、検査食、小児アレルギー食

選択食

普通食が対象。毎週月曜日に選択食アンケートを配布し、調理師による聞き取り調査にて水曜日~金曜日の昼食・夕食の主菜をお選びいただけるようにしています。

行事食

季節の行事や風習にちなんだ献立にメッセージカードをそえておだししています。患者様からも喜ばれています。

4月 花見弁当
1月おせち7月七夕
2月節分9月お月見
3月ひなまつり10月お祭り
4月お花見11月行楽弁当
5月子供の日12月クリスマス

栄養だより

お元気で過ごしていただくための食事のポイントを掲載した「栄養だより」を年3回発行しています。

当院の食事の紹介

たんぽぽ食(化学療法食)
たんぽぽ食例

たんぽぽ食は、化学療法や放射線治療の副作用で食欲低下した患者様向けのお食事です。
食事のにおいに配慮し、味つけご飯や麺類など食べやすいメニューを基本としています。
その他、口内炎・味覚障害の対策の食事も用意していますので、お気軽にお申し出下さい。


ひまわり食(緩和ケア食)
ひまわり食例

ひまわり食は、食欲が低下している方や1度にたくさん食べられない患者様向けのお食事です。普通の食事より量を少なめにし、麺類、果物、おやつなど食べやすいメニューを取り入れた食事となっています。


嚥下食

嚥下食は、脳血管障害や加齢により噛むことや飲み込みのしづらい患者様へのお食事です。
安全にお食事を食べて頂けるよう6段階の形態でご用意しています。

嚥下食2(ソフト食)例

・ソフト粥
・魚の照焼(添えほうれん草)
・かぼちゃの旨煮
・果汁
嚥下食3(極小きざみ食)例

・とろみ粥
・魚のフライ(添えレタス・ポテト)
・トマト煮
・ほうれん草のごまあえ

栄養指導

個人栄養指導

糖尿病、腎臓病、肝臓病、胃切除術後食・嚥下食など主治医の指示のもと各病状に応じた栄養指導を行っています。予約制で外来・入院患者様対象、時間は1回約30分程度です。患者様がご家庭でも食事療法を続けていただけるようサポートを行います。


集団栄養指導

糖尿病教室・糖尿病試食会・腎臓病教室・肝臓病教室・母親教室・小児スリム教室などを行なっています。開催予定については、「健康管理センター健康講座予定表」および観音寺市・三豊市「広報だより」をご覧ください。
地域での栄養教室や調理実習も行っていますので、ご希望の際は、健康管理センターまでお問い合わせください。


チーム医療

NST(栄養サポートチーム・摂食嚥下チーム)、糖尿病生活習慣支援チーム、腎臓病・肝臓病・がん等、様々なチームの一員として多職種と協働して活動しています。